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雅子皇后陛下圧倒的な貫禄…シックなブラックドレス&ジュエリーで英国訪問

雅子さまは“圧倒的な貫禄”…シックなブラックドレス&ジュエリーで英国訪問を果たされるまで

〈エリザベス女王国葬でノーマスクの理由〉

佐藤 あさ子

2022/09/20

genre : ニュース, 社会

 96歳で死去したエリザベス女王の国葬が、日本時間の9月19日午後7時から行われた。ロンドンのウェストミンスター寺院には各国からの要人らをはじめ、2000人以上が参列し、日本からは天皇陛下と雅子さまがそろって参列された。

 9月17日に皇居・御所を出発され、9月20日には帰国予定という“弾丸ご訪問”となったが、令和の時代、両陛下にとって初めての海外訪問となった。

 2020年1月、両陛下がエリザベス女王からの招待を受けて、同年春以降に国賓としてイギリスを訪問予定であることをイギリス王室が発表。即位後初めての海外公式訪問となるはずだったが、コロナ禍での延期以来、両陛下の本格的な皇室外交は実現していなかった。

エリザベス女王の国葬に出席するため、ロンドンに向けて出発される天皇皇后両陛下 ©AFP=時事

「皇后とともに心から感謝しております」

 天皇陛下と雅子さまはともにオックスフォード大学で学ばれた。9月9日には、「英国エリザベス二世女王陛下の崩御に際しての天皇陛下のお気持ち」が公表され、陛下が深い哀悼の意を込められたこと、日本の皇室とイギリス王室の関係の深さをあらためて感じた。

〈我が国との関係においても、女王陛下は両国の関係を常に温かく見守ってくださり、英王室と皇室の関係にも御心を寄せてくださいました。私の英国留学や英国訪問に際しても、様々な機会に温かく接していただき、幾多の御配慮をいただいたことに重ねて深く感謝したいと思います。

 また、女王陛下から、私の即位後初めての外国訪問として、私と皇后を英国に御招待いただいたことについて、そのお気持ちに皇后とともに心から感謝しております。〉

ロンドン郊外のウインザー城にある王室図書室で、エリザベス女王から日本ゆかりの品々について説明を受けられる皇太子さま(当時)

 当初宮内庁からは、前例にならって秋篠宮ご夫妻が国葬に参列される可能性についても言及があったようだが、「陛下のお気持ちを伺ってから」という留保がなされたようだ。前述の文書からは、まさに陛下の強いお気持ちがにじみでているようで、あまり感情をあらわにされない陛下には珍しいことだろう。天皇陛下が参列される方向で調整が進められているという報道を受けて、深く納得した。

 雅子さまもご体調を見ながら参列を検討されるとして、結果的に両陛下での国葬への参列が実現した。エリザベス女王の訃報から間もなく国葬が執り行われたことで、通常の公務などよりも急な日程で、ご体調を調整されたことと拝察している。

 そんな中で迎えたご出発の朝。皇居・正門からセンチュリーに乗車されて、両陛下が姿を見せられた。雅子さまは小さく会釈を繰り返されながら、左手を頬の高さまであげて、小刻みに振られていた。いつもよりも控えめな笑顔を浮かべられていたようだ。「全国戦没者追悼式」などでお召しになるスーツを選ばれた。周辺に集まった人は200人以上にのぼっただろうか。桜田門に向かって、両陛下を見送る人々が大勢並んでいた。

宿泊先のホテルを出発される天皇皇后両陛下 ©getty

ブラックフォーマルの“雅子さまの貫禄”

 ロンドンへ到着された両陛下が黒いマスクを着用されていたことは話題を呼んだ。エリザベス女王に対する弔意と、コロナの感染対策への意識のあらわれだったのだろう。だが、ウェストミンスター寺院ではマスクを着用されることなく、素顔を見せられた。外出先で両陛下がマスクを外されているお姿を拝見したのは、実に久しぶりのことだった。モーニングをお召しになった陛下の穏やかなご表情や、雅子さまの静かでいて堂々としたお振る舞いに圧倒された。

エリザベス女王の国葬に参列された天皇皇后両陛下 ©WPA Pool/getty

 雅子さまはブラックのジャケットとスカートをお召しになり、帽子からパンプスまで、喪に服したフォーマルな装いだった。黒はジュエリーの輝きが映える色でもある。

 中でも印象的だったのは、雅子さまが身に着けられたブラックのイヤリングとネックレスだ。どちらも大ぶりなデザインで、雅子さまのシンプルなジャケット姿をその場にふさわしく、シックに演出していた。控えめながら、皇后陛下としての貫禄を見せられた。

両陛下がマスクを着用されなかった理由

 両陛下がマスクを着用されなかったのは、訪問国で定着している形式をふまえて、さらに他の参列者のことも考えられてのことだったのではないだろうか。以前から、雅子さまは、式典の性質や「お出ましになる場にふさわしいかどうか」という視点でお召し物を選ばれていると思うことがたびたびあった。そうしたお考えとも通底する姿勢を示されたように思う。

即位70周年で集うロイヤルファミリー ©共同通信

 今回天皇陛下は、国葬の前夜にバッキンガム宮殿で開かれたチャールズ国王夫妻主催のレセプションにも出席され、各国の首脳や王族らとともに過ごされたという。

 両陛下にとって、2020年のエリザベス女王からの招待は特別な意味をもつものだっただろう。結婚直後からお子さまのご誕生に関心が集まり、様々な報道があったなかで、「しばらくこちらで暮らしてはいかがですか」と、英国での生活を勧める手紙がエリザベス女王から届いたという宮内庁関係者の証言が報じられたこともあった(毎日新聞、2001年12月2日)。これは愛子さまご誕生翌日の記事で、あれから約20年が経った。皇居・御所を出発される両陛下を、ブラックのアンサンブルをお召しになった愛子さまが落ち着いたご様子でお見送りされたことは、感慨深い。

皇居・御所を出発される天皇皇后両陛下と、両陛下を見送られる愛子さま ©時事通信社 

 

 10月からは約2年8カ月ぶりの地方訪問が予定されている。10月1日、天皇陛下が栃木県で行われる「国民体育大会」の総合開会式へ出席されると発表されたところだ。雅子さまもご体調に支障がなければ出席されるという。国内での感染対策を徹底されながらも、両陛下がオンラインではなく現地へ足を運ばれる初めの一歩に、イギリスご訪問が大きな後押しとなるのではないだろうか。

 

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