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「安倍元総理は誰に殺されたのか?」愛国女性のつどい花時計

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 令和478日、奈良県の大和西大寺駅前で安倍晋三元首相が山上徹也という41歳の男によって暗殺されました。非業の死を遂げられた安倍元首相の御冥福を心よりお祈り致します。この事件はおそらく山上徹也という、私怨にかられた危ない精神異常者の犯行として片づけられてしまうでしょう。しかし、本当にそうなのでしょうか? 

参議院議員選挙の投開票日二日前というタイミングで安倍晋三という、現在も影響力を維持する大物政治家が殺されたという事件が偶然起こるはすがないと考えるのが普通ではないでしょうか? 

表面には出て来ない何らかの政治的背景があったはずだと私は思います。そういう意味では安倍さんは政治家として、政治家であるが故に暗殺された訳です。

しかし畳の上で死ねなかったということは、安部さんが本物の政治家であった証拠でもあります。今の日本で暗殺される可能性がある政治家は安倍晋三だけでしょう。幸か不幸か、暗殺なんてする必要もない(何の影響力もない)政治屋しか今の日本にはいないのです。

 安部さんは戦後日本の政治家で初めて「憲法改正」とか「戦後レジームからの脱却」という言葉を公の場で口にしました。これだけでも立派な功績です。一見すると「自由で豊かな民主主義国」に見える戦後日本が、実際は1945年の敗戦以来、独立すら出来ていない状態だということを安部さんは知っていました。戦後の日本は歴史も伝統も崇高な精神性もアメリカに否定され、単なるアメリカのATMに成り下がっています。その情けない状態を何とかしたいと考えたことは確かだと思います。日本の真の独立を目指したのです。だから第一次安倍内閣が一年余りで終わったあと、奇跡ともいえる再登板が実現したところまで、私は安倍さんを応援していました。

しかし、第二次以降の安倍内閣は第一次とは明らかに違っていました。教育基本法の改正や「防衛庁」から「防衛省」への格上げ、国民投票法の制定など、教育や国防の分野で目覚ましい成果を上げた第一次安倍内閣に比べて明らかに何かが違っていました。雌伏していた期間、安部さんは安倍さんなりに戦略を練り直したのだと思います。安部元首相は79か月という歴代最長の在任期間を務めあげ2020916日、首相を退任しました。退任の理由は健康上の問題という事でしたが、退任後もお元気で言論活動にも取り組んでいました。まだ67歳。台湾訪問も実現してほしかったです。

 安部元首相には日本の歴史や伝統を重んじる保守政治家の顔とグローバル化の波に乗って日本を開き、外国人を積極的に移住させることが良い事だと信じていた(?)面がありました。経済政策に関しては完全にグローバリストと言えると思います。安倍さんなりに日本を強い国にするためにこのような政策をとったのだとは思いますが、その結果、日本はどうなったでしょうか? デフレからの脱却は一向に進まず、給料は30年間、ほとんど横ばい状態。単なる観光客ではなく事実上の移民が激増しました。外国から安い労働力が入って来たために日本人の雇用は失われ、経済格差が広がりました。小泉政権の時に派遣労働者の雇用期間は3年から無期限に延長されました。今では大学を卒業しても正規雇用される者と非正規雇用の割合は半々ぐらいになっています。低賃金なので若者は結婚できず、少子化はますます進みました。アベノミクスは株価を押し上げはしましたが全体としては失敗でした。

 安部さんといえば外交分野での功績が挙げられます。しかし「私の任期中には必ず解決します」と集会のたびに強調なさっていた拉致問題は停滞したままです。北方領土の奪還も試みられましたが、成功しませんでした。尖閣諸島に公務員を常駐させるという公約も果たせませんでした。尖閣諸島は今にも中国に奪われそうになっています。でも中国包囲網を築くためにインドを取り込み、日米豪印が協調する安全保障の枠組みを提唱されたのは安倍さんの素晴らしい功績と言えると思います。

 私は政治家としての安倍さんよりも人間としての安倍さんの方に魅力を感じていました。安倍さんは決して人を悪く言わない方で、これはなかなか出来ないことです。朝日新聞なんか「安部の葬式は朝日が出す」という、脅迫とも恫喝ともいえる事を平気で言っていたのです。朝日だけではありません。日本のほとんどのマスメディアが安倍元総理を批判していました。もちろん政策を批判するのは当然ですが、彼らは政策なんか関心もなく、勉強不足で言及できません。だから人格攻撃をするのです。人格攻撃なら勉強しなくても出来るからです。野党議員も似たり寄ったりです。人格攻撃とほとんど変わりない、下品で低次元の質問ばかりが延々と国会で繰り広げられていました。日本の国会議員には日本自体を嫌う「反日左翼」が多すぎます。それでも安倍さんは声を荒げることなく、淡々と答弁なさっていました。そういう安倍さんの姿勢に国民は共感し、尊敬していたのではないかと思います。

 「日本を取り戻す」という道は半ばで挫折しましたが、試みられた総理大臣は安倍さんだけでした。最近は日本の抱える歴史問題、教育問題、食糧問題、エネルギー問題などに関心を持つ国民が増えてきました。私たちは、安部さんの問題提起を受け止めて、日本の自立のためにやれることをやるしかないと思います。

 

Source: 愛国女性のつどい花時計

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