財政積極派VS財政緊縮派「自民党が二つに分割し国民に選択させよ!」
25年間、日本が経済成長しなかったことを、自公政権は、どう総括したのでしょうか?
私以下、多くの国民は、緊縮財政と、消費税導入による、需要不足による、デフレによるものと認識しています。
かたや、半数は、大手メデイアはじめ、経済界、官界、財務省、自公緊縮派の財政健全化、PB黒字化路線をとる人々です。
経済成長しなかったのは、世界で唯一、日本だけです。
恥ずかしことであり、国の存亡の危機に追い込んだのも、この後者の政策が原因です。
これ以上、日本を貧困化させたいのか、日本を再び、経済成長するまともなくににするのか、
ここは、国民に選択の機会を与えるべきではないでしょうか?
経済成長しなかった間、隣国韓国でさえ、GDP.2,5倍、米国は、2,5倍
中国に至っては、15.5倍です。
日本より賃金が安く、中国に工場を移していた時代が嘘のようです。
その間、中国の軍備拡大はすさまじく、はるかに、日本の防衛力を上回るようになってしまいました。
これ以上、緊縮政策を続けては,日本は、中国に飲み込まれてしまいます。
よって、緊縮派,と拡大派に、分裂し、国民に信を問うべきだと
私は、考えます。
「君はアベノミクスを批判するのか?」と怒りの電話
「安倍・菅・岸田、3人の総理を一言で表すと?」 5月31日の大分合同新聞に興味深い記事があった。後藤謙次氏(共同通信社・客員論説委員)が話していた。 【画像】芦田愛菜、DAIGO…「桜を見る会」に参加した著名人を見る(全5枚) で、3人の総理を一言で表すと、 「反論する安倍さん、沈黙する菅さん、大きくうなずく岸田さん」 たしかに。ちなみに岸田さんのうなずきはイエスかノーかわからないから“くせ者”という意味だった。
安倍元首相が許せなかった言葉
この「反論する安倍さん」の数日後に出た朝日新聞と読売新聞の記事が面白かったのだ。まず朝日。 〈『「アベノミクス批判するのか」安倍氏怒りの電話 許せなかった言葉』(朝日新聞デジタル6月2日) 《5月19日、自民の財政再建派を中心とする財政健全化推進本部の会合後、安倍氏(67)は、自らの派閥に属する越智隆雄・元内閣府副大臣(58)の電話を鳴らした。「君はアベノミクスを批判するのか?」。声は怒気をはらんでいた。》〉 越智氏は「批判はしていません」と言ったが、安倍氏は「周りはアベノミクスの批判だと言っているぞ」と迫ったという。 さらに読売ではこんな記事が。 〈『政権占う「安倍・麻生・菅」…政策・人事 影響力健在』(6月5日) 《「私と麻生さんがやってきたことを否定するんですか」 5月23日、元首相の安倍晋三(67)は議員会館の自室に呼んだ元財務相の額賀福志郎(78)に険しい表情でこう迫った。》〉 今度は額賀氏に対してだ。自民党の財政健全化推進本部は「アベノミクス」の正当性を打ち消す動きだと安倍氏は受け止めたという。 まさに反論する安倍さん。「君はアベノミクスを批判するのか?」って真骨頂ではないか。
「いっそのこと、自民党が二つに分かれた方が…」
毎日新聞のコラムで与良正男氏は、 《安倍氏はアベノミクスを少しでも否定されるのが許せないのだろう。内政も外交も、自分が進めた政策は全く間違っていなかった――と信じて疑わないのだと思う。》(毎日新聞6月8日) だから岸田首相の政策に安倍元首相が次々と注文をつけて、岸田氏があっさりと妥協する。そんな政治が繰り返されていると。 「いっそのこと、自民党が二つに分かれた方が夏の参院選は投票しやすくなるのに……。そう考えるのは私だけだろうか。」(同前) あ、この感じ思い出した。昨年の岸田政権発足当初に感じたタブロイド紙の変化と同じだ。今まで政権を擁護していた夕刊フジに岸田批判が多くなったのだ。政権批判の日刊ゲンダイは引き続き岸田批判。 こうなると岸田氏はピンチのようにも思えるが実はそうではない。なぜなら「野党」が埋没しているからである。まるで政党が自民党しかないようなマジックになっていたのだが、今回の「岸田VS安倍」もその続きに思える。 先ほどのコラムでも後半に、 《自民党に注目が集まれば、野党の存在はかすんでいく。結果として参院選で自民党が勝利すれば岸田氏にもプラスなのだ。実に巧妙だとさえ言える。》(同前) と書かれている。もっと言えば「岸田VS安倍」は自民党がすでに参院選後に夢中のようにも思わせる。
安倍元首相の「ちょっと面白い反論」
しかし安倍元首相の反論が目立つのは影響力の誇示だけだろうか。安倍さんには「ちょっと面白い反論」もあるのだ。たとえばこれ。
〈『安倍晋三氏「プーチン氏は信長みたいなもの、力の信奉者だ」指摘』(毎日新聞WEB4月22日) 『トランプ氏とゴルフ「抑止力のためだった」安倍元首相、郡山で講演』(河北新報4月18日)〉 どちらも共通しているのはロシアのウクライナ侵攻に触れて発言していること。 前者では「言ってみればプーチン氏は戦国時代の武将みたいなもの。たとえば織田信長に人権を守れと言っても全然通用しないのと同じ」とし、後者では政権当時にトランプ前米大統領と親交を深めた「ゴルフ外交」は「抑止力のためだった」と振り返った。 どちらも4月の発言であり、対プーチン外交とは何だったのか? と言われだした時期なので、慌てて反論したと思えば時系列に合う。安倍氏が今も目立つのはアベノミクスとか外交とか「過去の実績」があらためて注目されるから反論に忙しいという事情も浮かぶ。反撃能力を地で行く安倍氏。
「反論する安倍さん」が沈黙したこと
しかし気になることもある。反撃しないこともあるのだ。桜を見る会夕食会での「サントリーから酒無償提供」の報道には、沈黙したのである。 『スクープ 桜を見る会前夜祭 新たな利益供与 安倍氏側持ち込み ふるまい酒』(しんぶん赤旗日曜版5月29日号)
赤旗編集部が注目したのは前夜祭の会場となったホテル職員が作成した「宴会ファイル」だった。19年の宴会ファイルには、酒の本数とともに「●●様より前日持ち込み」として電話番号が付記されていた。酒の提供者は黒塗りになっていたが、電話番号はあったのだ。ここに気づいた赤旗が電話すると、 「サントリー秘書部です」 なんとサントリーにつながったのである。この電話、お互いびっくりしただろうなぁ。
安倍事務所の回答は…
サントリーは無償提供の理由を「弊社製品を知っていただく良い機会と考え、この会に協賛させていただいた」と回答。しかし赤旗は、サントリーの新浪剛史社長は安倍政権下で経済財政諮問会議の民間議員を務めていたこと、安倍氏と面会・会食をよくしていたことから「無償提供」の意味を問うていた。専門家は「違法献金の可能性も」と指摘している。ちなみに「安倍事務所は回答しませんでした」とのこと。 後日、市民団体が「政治資金規正法に違反する企業献金」だとしてサントリー社員らを刑事告発すると、安倍事務所は「収支報告書は訂正すべき点は適正に修正している」とようやくコメントした。 この「サントリーのオールフリー」問題。「反論する安倍さん」なら赤旗の報道にも、きちんと反論したほうがよいのではないでしょうか。反撃能力が気になります。
プチ鹿島
25年間、日本が経済成長しなかったことを、自公政権は、どう総括したのでしょうか?
私以下、多くの国民は、緊縮財政と、消費税導入による、需要不足による、デフレによるものと認識しています。
かたや、半数は、大手メデイアはじめ、経済界、官界、財務省、自公緊縮派の財政健全化、PB黒字化路線をとる人々です。
経済成長しなかったのは、世界で唯一、日本だけです。
恥ずかしことであり、国の存亡の危機に追い込んだのも、この後者の政策が原因です。
これ以上、日本を貧困化させたいのか、日本を再び、経済成長するまともなくににするのか、
ここは、国民に選択の機会を与えるべきではないでしょうか?
経済成長しなかった間、隣国韓国でさえ、GDP.2,5倍、米国は、2,5倍
中国に至っては、15.5倍です。
日本より賃金が安く、中国に工場を移していた時代が嘘のようです。
その間、中国の軍備拡大はすさまじく、はるかに、日本の防衛力を上回るようになってしまいました。
これ以上、緊縮政策を続けては,日本は、中国に飲み込まれてしまいます。
よって、緊縮派,と拡大派に、分裂し、国民に信を問うべきだと
私は、考えます。