韓国研修中の二階派が韓国与党との面会を拒否して面子を潰す　韓国保守派を全力で支援

▲キム・ビョンジュン(右側)自由韓国党非常対策委員長が2日、国会で訪韓した二階俊博、日本自民党幹事長に会って握手している。聯合ニュース

二階幹事長は2日、自由韓国党キム・ビョンジュン非常対策委員長、正しい未来党キム・クァニョン院内代表など保守・野党代表を相次いで訪問した。イ・ナギョン国務総理にも会った。前日にはソウルのあるホテルでムン・ヒサン国会議長を招待して晩餐を共にした。

反面、執権与党である民主党のチュ・ミエ代表とホン・ヨンピョ院内代表など指導部には会わなかった。複数の民主党関係者は「二階幹事長側の面会要請がなかった」と話した。日本の政党代表が訪韓して与党指導部に会わないのはきわめて異例だ。

日本政界の代表的知韓派である二階幹事長はこれに先立って昨年6月、安倍晋三総理特使の資格で訪韓した時はチュ代表に会ったことがある。当時、二人は韓日歴史問題と関連して若干の舌戦を行った。

今回の訪韓で二階幹事長が民主党を「パス」する理由は慰安婦少女像に対する日本の撤去要請などと関連して民主党の断固たる姿勢が「不便」だったためと見られる。

民主党関係者は「チュ代表が去る5月、外信記者懇談会で少女像撤去の可能性を一蹴して強硬な態度を見せたことがYouTubeなどで広がって日本国内で論議が大きくなった」とし、「このため、二階幹事長があえてチュ代表に会って、また具合が悪くならないように考えたようだ」と話した。

それと共に「韓日歴史問題に誤った見解を見せる自民党側を私たちが先に要請する理由もない」と付け加えた。

一方、韓国党キム委員長は国会で二階幹事長に会って「韓国党は地方選挙で良い成績をおさめることができず、党が難しい状況」と話した。これに二階幹事長は「自民党も政権を失ったことがあり、必ず取り戻そうとする意志が重要だ」と明らかにした。

キム・ジナ記者

ソース：ソウル新聞(韓国語) 少女像舌戦終わり？…韓国来た日自民党幹事長「民主党パス」
http://seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20180803008005