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愛国女性のつどい花時計『「核廃絶」という夢物語』

 愛国女性のつどい花時計『「核廃絶」という夢物語』

 

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 もしウクライナが核保有国だったならロシアはウクライナに侵攻しただろうか、と考えてみる必要があります。ウクライナもかつては核保有国でした。しかし1994年にベラルーシ、カザフスタン、ウクライナが核不拡散条約に加盟し、核を放棄するという取り決めが行われました(ブタペスト覚書)。その代わりにこの三か国の安全保障はアメリカ、イギリス、ロシアが保証するという約束でした。しかし、今回、アメリカはウクライナに派兵しないと、早々とバイデン大統領が宣言してしまいました。これはプーチン大統領に侵攻のゴーサインを出したようなものでした。バイデン政権はウクライナを裏切ったのです。

 この話を聞いて、何だかどこかの国とよく似た話だなあ、と思いませんか? そう、アメリカの「核の傘」という嘘を純粋に信じて核武装する意志を持とうとしなかったわが国とウクライナはよく似ています。「ロシア」を「中国」に置き換え、「ウクライナ」を「日本」に置き換えれば、今回のウクライナ紛争は決して他人事ではなくなります。

 アメリカは1945年、広島と長崎に二発も核爆弾を落としました。広島に軍事施設があったからだ、とか戦争を早期に終結させるために、という嘘で戦後、米軍は原子爆弾攻撃を正当化しましたが、当時の戦況を見ると、原爆を落とさなくても日本の負けは決まっていました。ソ連が日本に侵攻する前に、開発したばかりの新型爆弾の威力を試したかった、というのが原爆攻撃の本当の理由でしょう。民間人を無差別攻撃して虐殺したのですから当然、国際法違反です。自らが非人道的な無差別攻撃という罪を犯したことを一番、自覚しているのも米軍です。だからアメリカは日本にだけは核武装させたくありません。日本が核武装したら、真っ先にアメリカに報復するのではないか、という恐怖があるからです。

 日本人が核武装する意志を持たないようにアメリカはあの手この手で日本人を洗脳しました。それを日本人自身が歓迎して受け入れて、「日本は核廃絶の先頭に立たなければならない」という世迷いごとを戦後、バカの一つ覚えで繰り返してきました。世界で唯一、核攻撃を受けて私たちの先人が虐殺されたのに、なぜ日本が核廃絶の先頭に立つのでしょうか? どう考えてもおかしい話です。しかし洗脳されている人たちはそれを「おかしい」とは思わないようです。

 核兵器は通常兵器より安上がりです。小国にとっては有り難い兵器です。だからインドやパキスタン、バングラデッシュ、北朝鮮など、貧しい国が次々と核保有国になりました。これからも核保有国は増える一方でしょう。国連の安全保障理事国もみな核武装しているのです。これで、どうやって「核廃絶」を実現するのでしょうか? いい加減、日本人はアメリカの嘘に気づかなければなりません。

 日本の周辺の国々、中国、ロシア、北朝鮮は核保有国です。もし、これらの国のうちのどこかが日本を攻撃した場合、アメリカは日本を守るために核兵器を使用するでしょうか? アメリカの本土に届く核兵器をロシアも中国も(北朝鮮は分かりませんが)保有しているのですから、アメリカは日本を守るために核戦争をするリスクは当然,避けます。だから核兵器は自国を防衛する時以外には使えない限定的な兵器なのです。いくら日本が同盟国だからといって、日本を守るために核兵器を使うという選択をアメリカがするはずはありません。つまりアメリカの「核の傘」というのはフィクションです。

 アメリカは中国軍が南シナ海に入り込み、勝手に他国の島を埋め立ててそこに巨大な飛行場を作ったりすることを阻止できませんでした。そして北朝鮮の核保有も阻止できていません。アメリカの国力、影響力は明らかに低下しています。ならば日本が核武装することは、アジアの平和に寄与するのではないでしょうか? 中国にいじめられている東南アジアの国々は日本の核武装を歓迎するでしょう。

 核の不均衡はその地域の不安定化を招きます。アメリカの「核の傘」は既に破れています。それを指摘して、日本は速やかに核武装の道を真剣に考えなくてはなりません。岸田首相はその責任を果たせないならば、速やかに退陣するべきでしょう。

 

 

Source: 愛国女性のつどい花時計

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