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文春砲❣〈藤井敏彦・経済安保法制準備室室長が更迭〉朝日新聞記者と不倫疑惑

経安保のキーマン<内閣審議官>
朝日記者不倫と“闇営業”<スクープ撮>

 

朝日新聞が次々にスクープする今国会の目玉法案「経済安保法案」の中身。法案担当の最高幹部は毎週土曜、民間企業で講師を9年にわたり務めている。講義前夜、男は朝日の敏腕女性記者のマンションに泊まり――。

岸田政権が目玉政策に掲げる経済安全保障推進法案の責任者である藤井敏彦・経済安保法制準備室室長が更迭された問題。藤井氏が、ビジネススクールで"副業"を続け報酬を得ていた疑いがあることや、その講義の前日に朝日新聞政治部の女性記者のマンションに一泊する不倫疑惑について、「週刊文春」が事実確認を求めたところ、2月8日付けで更迭された。朝日新聞は、2月10日の朝刊で、この人事を報じる記事を掲載し、その中で女性記者の不倫について「業務外のことと判断しております」との見解を発表した。

藤井敏彦内閣審議官 ©共同通信社

 2月9日配信の「週刊文春 電子版」及び2月10日発売の「週刊文春」では、「経済安保のキーマン 朝日記者不倫と“闇営業”」とする記事を掲載。国家安全保障局(NSS)担当内閣審議官で室長を務めてきた藤井氏が兼業届を出さずに9年間にわたりビジネススクール「不識塾」で講師役の“師範”を務め、報酬を得ていた疑いがあることを報じた。

 また、藤井氏は2月4日、不識塾の前夜、朝日新聞の政治部の女性記者のマンションに一泊。塾が終わった後にも銀座でデートを楽しむなど、親密な関係にあった。

 

 女性記者は以前、藤井氏がNSS経済班のトップだった時代に、取材記者と取材対象者で接点があった。昨年3月には単独署名でNSS経済班に関する記事も執筆している。

 藤井氏は小誌の直撃に対して「友人」だと説明。女性記者は「お答えできません」と回答した。また、朝日新聞広報部は、不倫関係については「お答えしません」としていた。

「当社記者に関わる内容は業務外のことと判断」

 実はここ最近の経済安保法案の報道は、朝日新聞がリード。2月に入ってからもたびたび一面でスクープを報じていただけに、両者の関係に注目が集まっていた。

 朝日新聞は、2月10日付けの紙面で藤井氏が更迭されるに至った経緯を記した後、朝日新聞社広報部の次のようなコメントを掲載した。

「文春記事の当社記者に関わる内容は業務外のことと判断しております。なお、記者は経済安保法案に関する最近の報道には関わっておりません」

 経済安保法案に関する今後の朝日新聞の報道が注目される。


不識塾が終わって出てきた藤井氏

 そのほか、藤井氏が副業していた「不識塾」とはいったいどのような組織なのか、藤井氏の人物像、藤井氏を引き上げた大物官僚、不識塾で藤井氏が受け持つ少人数のゼミに所属省庁の利害関係者がいたこと、敏腕とされる女性記者の素顔など、詳しくは「週刊文春 電子版」及び2月10日(木)発売の「週刊文春」が報じている。

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