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金融庁圧力疑惑の真相!野田総務相が関与した「仮想通貨の闇を切る!」須田慎一郎


野田総務相を襲うスキャンダルの意外な波紋
なぜ金融庁は事前に「ご注進」したのか
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安積 明子 : ジャーナリスト
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2018/07/26 13:50
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記者団の取材に応じる野田総務相(中央)=24日午後、総務省(写真:共同通信)
野田聖子総務相は、このようなスキャンダルを乗り越えて、次期自民党総裁選に出馬できるのだろうか。

野田事務所の秘書が、無登録での仮想通貨交換業の違法性を金融庁から指摘され、調査を受けていた企画会社の関係者を同席させ、金融庁から調査内容についてのレク(説明)を受けていたことを朝日新聞が7月19日に報じた件が原因だ。

企画会社に関与する芸能人と野田総務相が親しいことから、今年1月にこの奇妙なレクが行われた。この会合について、野田総務相は「(調査を止めよ、という)圧力ではない」と記者団に語った。しかし、永田町でそれを信じる者はほとんどいない。

「省庁の見解について聞くだけなら、秘書が省庁に問い合わせてその結果を業者に伝えるのが普通のやり方。業者をレクの場に同席させるというのは、事務所との“特別の関係”を憶測されても仕方ない」(自民党秘書)

「朝日新聞が情報開示請求している」
問題はこれにとどまらない。この面接記録について朝日新聞の記者が5月2日に金融庁に情報開示を請求したが、5月31日の開示決定通知の前に金融庁が野田総務相側に通知していたことが発覚した。野田総務相が近しい記者と5月下旬に懇談した時、「朝日新聞が情報開示請求している」と漏らしていたのだ。

金融庁の情報公開担当者が書面でもって総務省大臣官房総務課の日程担当者に手渡したのは、情報開示請求した朝日新聞記者に決定通知が知らされる以前の5月23日。担当課長が判断し、国会担当審議官にも相談したうえで決定したという。

「閣僚に対する情報開示請求なので、情報共有したほうがいいと思った」

7月25日に開かれた立憲民主党の公文書管理法ワーキングチーム第6回会合で、金融庁総合政策局の担当官は臆することもなくこう述べている。その言葉からは、「われわれは閣僚の味方だ」という発想がにじみ出る。森友学園問題や加計学園問題で一躍注目されることになった“忖度”という文字が浮かんでくる。

→次ページ「朝日新聞」は個人情報ではない?
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女性初の首相の資格はあるか ©共同通信社

野田聖子総務相(57)側が、無登録の仮想通貨業者を同席させ、金融庁に説明要求をしていた問題が波紋を広げている。この問題に関連して、

朝日新聞が情報公開請求していたことが野田氏に事前に伝わっていたことも発覚。野田氏は7月24日の会見で、懇談会で話題にしていたことを認め、

「慎重さに欠けたと反省している」と述べて謝罪した。

「週刊文春」は今回、問題の懇談会での野田氏の発言メモを入手した。この懇談会は、野田氏と複数のメディアの女性記者との会で、5月25日夜に開かれたもの。

メモによれば、野田氏は、仮想通貨問題や朝日からの情報公開を巡って、次のような発言をしている。

「夫(=文信氏)の繋がりでGACKTと仲良しなんだけど、仮想通貨を仲間とやりたいと聞いて、自分は立ち会わなかったけど、

事務所で金融庁の人にレクしてもらったのよ。すると、朝日から1月30日と日付まで指定され、情報公開請求をされた。

金融庁が野田を苛めようと思って、朝日に話したからだろう。私は金融庁長官(当時)の森(信親)から嫌われているから」

野田氏はこれまで、金融庁に説明要求をした経緯について、「私の秘書が会社関係者と知り合いだったから」と説明していた。

しかし、懇談会での発言通りであれば、野田氏自ら指示して、仮想通貨事業に関心を持つ芸能人GACKT(45)のために、金融庁の担当職員に説明をさせたことになる。

野田氏は事務所を通じて「依頼企業と知人関係にあった秘書が依頼を受け面談を調整した。野田文信氏の面談同席は無い」などと回答した。

7月26日(木)発売の「週刊文春」では、野田氏にGACKTを紹介して今回の問題を生じさせた夫とは何者なのか、

その夫と仮想通貨事業との関わり、さらに野田氏の名前を出して恫喝する夫のビジネスパートナーと通信ベンチャー企業とのトラブルなどについて詳報している。

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