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大紀元:「本当は体にいいんです」誤解を解きたい6種の食物
(w_stock / PIXTA)
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「本当は体にいいんです」誤解を解きたい6種の食物

 

日常よく口にする食品のなかには、根拠に乏しいまま「人体に有害か?」というレッテルを貼られているものもあるようです。そんな「不名誉」を晴らしたいと願う6種の食品たちに代って、本記事がQ&Aの形式でお答えします。

1、ピータン(皮蛋)
問:ピータンには重金属が含まれていますか?
答:きちんと検査に合格したピータンは、ほとんど重金属を含みません。

中華料理の前菜でもおなじみのピータンは、良質なタンパク質を含みます。黒く見えるのはタンパク質の変性によるもので、重金属の影響ではありません。

2、鶏
問:食べるとコレステロール値が高くなるのでは?
答:鶏に含まれるコレステロールは微量であり、人体への影響が少ないものです。高脂血症の人でも、1日2個食べる程度ならば問題ありません。

人体のコレステロールには2つの来源があります。1つは食物から摂取し、もう1つは肝臓で作られるものですが、食物から摂取するコレステロールは全体の約1/5に過ぎません。
のコレステロールは、白にはなく、黄だけに存在します。ゆで1個のコレステロール含有量は190㎎で、決して高くはありません。また適量のコレステロールは細胞膜を形成し、重要なホルモンを合成するはたらきがあります。

体内のコレステロールは、主に肝臓で作られています。運動不足、甘いもの好き、タバコを吸うなどの悪い習慣があると、肝臓はコレステロールを合成しすぎて、高脂血症になります。
したがって、仮にコレステロール値が高い場合でも、その原因を全てに帰結させるべきではないと言えます。

3、山芋大豆
問:両者とも植物エストロゲンを含んでいるので、婦人科系のがんの原因になるのでは?
答:正常な飲食で摂取する植物エストロゲン(フィトエストロゲン)は、直接人体に作用することはなく、がん発生の原因となる心配もありません。

米国がん協会(American Cancer Society)は、豆腐などの伝統的な大豆食品を食べると乳がん、前立腺がん、子宮体がんのリスクを下げる可能性があり、その理由は大豆イソフラボンが体内エストロゲンの作用を抑制するからであると指摘しています。

4、黒糖
問:アクリルアミドが含まれているので、発がん性があるのでは?
答:微量のミネラルを多く含む黒糖は、適量を食べるならば人体に害はありません。
黒糖にはアクリルアミドが含まれる可能性もありますが、アクリルアミドが人に対して発がん性があることは証明されておらず、黒糖を毎日大量に摂取している人は少ないと言えます。

むしろ精製された白糖よりも、マグネシウムやカリウムなどの微量ミネラルを多く含む黒糖のほうが、健康上の利点が多く、精神の安定にも役立ちます。

5、白飯
問:白飯は栄養価が高くなく、糖尿病患者が食べると血糖値が急激に上がるのでは?
答:白米を炊いたご飯には、食後の血糖をゆるやかに上昇させる、多種の栄養素が含まれています。

白米には、鉄、カルシウム、カリウム、リン、ビタミンB群など各種の栄養素が含まれています。さらに、米粒の形状を残した原型食品であるため、食後の血糖の上昇を比較的ゆるやかにすることができます。

漢方医学では、白米は「脾胃を補う」としています。脾腎虚損が深刻である糖尿病患者にとって、白米は脾臓を補う食物として、適量をぜひ食べてほしいものです。

6、ポップコーン
問:多くのスナック菓子と同じように、健康によくないのでは?
答:味付けがシンプルなら、ポップコーンは比較的「健康的なおやつ」です。

ポップコーンを「健康的なおやつ」とする理由は3つあり、食物繊維、レジスタントスターチ、抗酸化物が豊富に含まれていることです。
(文・蘇冠米/翻訳編集・鳥飼聡)

 

 

Source: 大紀元 エポックタイムズ・ジャパン

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