米国、台湾の自衛支援にコミット=駐台代表
[台北 29日 ロイター] - 米国在台協会(AIT)の台北事務所所長(米国の駐台大使に相当)であるサンドラ・オウドカーク氏は29日、米国は台湾の自衛を支援することにコミットしていると表明した。
7月の就任以降初の記者会見で、米国の台湾との関係は「強固」だとし、その関係の基礎は変わらないと述べた。
中国の軍用機が台湾防空識別圏に繰り返し進入していることから、中台の緊張はこのところ高まっている。
オウドカーク氏は、台湾が中国から攻撃された場合に米国が台湾を防衛するかとの問いに対し、米台関係の原則となっている複数の法律を挙げ、米国の対台湾政策は明確で、変更はないと応じた。
台湾の蔡英文総統は、28日放映の米CNNのインタビューで、小規模の米軍が、台湾軍の訓練のため台湾に駐留していることを認めた。
オウドカーク氏は米軍の台湾での活動に関する質問には詳細な説明を控え、「われわれは台湾のパートナーに日常的に接触し、脆弱性や台湾の自衛をどのように支援できるかを検証している」と語った。
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Source: 大紀元 エポックタイムズ・ジャパン