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[候補者に聞く]男系の皇統守りたい/次世代原発に大胆投資…高市早苗氏

男系の皇統 守りたい

読売新聞オンライン引用元

インタビューに答える高市早苗・前総務相(19日、東京都千代田区で)
インタビューに答える高市早苗・前総務相(19日、東京都千代田区で)

 ――安倍前首相が支持を表明している。

 安倍氏とは2月から、安倍内閣で積み残した経済政策についての勉強会を重ねてきた。安倍氏に何度も首相の再々登板をお願いしたが、菅首相を応援するとして、断られた。7月下旬に「それなら私がやったるわい」と決意した。安倍氏から「やるならば本格政権を目指しなさい」と激励された。次の首相は、皇室の在り方という最も重い問題に対応する重要な時期を担うことになるとも言われた。

 ――「高市内閣」の人事構想は。

 適材適所だ。無派閥だろうが、(総裁選で)敵対した派閥だろうが、最高の布陣を敷かないといけない。特に経済政策は強い取り組みが必要だ。本気で向き合え、かなり知識のある人でないと務まらない。

 ――野田聖子幹事長代行は閣僚の半数を女性にすると述べている。

 数値目標は、適材適所だったらあり得ない。

 ――安倍氏に要職を打診する考えは。

 安倍氏に立候補を宣言した時、麻生元首相が副総理兼財務相を務めていることを引き合いに、「副総理兼外相で私の部下になりますか」と話したら、安倍氏はケタケタと笑っていた。まだ総裁選中で、具体的には何も考えていない。ただ、私は大臣経験はあるが、首相官邸で働いた経験はない。安倍氏からは、官邸の運営に関しては、アドバイスをいただきたい。

 ――河野太郎行政・規制改革相は「いずれは原発ゼロ」と発言。

 新型コロナウイルスを巡る対応でも、備えはすごく早くやっておく必要があるとわかった。医療も安定的な電力が必要だ。2030年には、情報通信だけで今の30倍の電力消費が生じるという予測もある。相当安定的な電力供給体制を作らないといけない。原発ゼロでは無理がある。

 再生可能エネルギーは否定しないが、太陽光と風力に頼り過ぎるのはリスクが高い。小型原子炉の地下立地と、高レベルの放射性廃棄物を出さない核融合炉を国家プロジェクトに位置づけ、大胆な投資を進める。日本の成長戦略にもなる。

 ――女性天皇は認めるのか。

 過去に男系の女性天皇は8方おられ、男系でつなぐ中で、男系の女性天皇が入ることは、あり得ないことではない。だが、男系で126代にわたり続いたことは、天皇陛下の権威と正統性の源でもある。日本人が誇るべき素晴らしい男系の皇統を守らないといけない。

 ――首相就任後も靖国神社参拝は続けると明言している。

 参拝を外交問題にするべきではない。どこの国も、国のために命をささげた方には敬意を表し合うべきだ。私も訪米時には、戦没者らが埋葬されているアーリントン国立墓地に何度も行っている。米大統領に対して、こうした考えを丁寧に伝えていく。

 ――主に訴えている経済と安全保障に加え、特に力を入れたい政策は。

 ぜひとも公的な支援制度を伝える教育を充実させたい。生活保護を受けられず亡くなられたり、家が貧しいのに、支援制度がわからず進学を諦めたりする事例が多い。残念でたまらない。相談機関を一覧にし、高校の卒業式や成人式などの節目で「本当に困ったら、ここに相談しなさい」と説明できる機会を増やしたい。

まっすぐな信念 持ち味…古屋圭司元国家公安委員長

 長年にわたり培ってきた信念とメッセージ力がある。候補者の中で、真の保守主義は高市氏だけだ。タカ派のイメージを持たれているが、それは違う。経済や安全保障だけでなく、福祉や農林水産業、弱者支援など具体的な政策がある。政策立案能力と曲がらないまっすぐな信念が持ち味だ。

 衆院議員宿舎への帰宅時に見かけると、いつも両手に資料を抱えている。勉強熱心で客観的な数字に基づいて話をするため、説得力がある。そして人の悪口をけっして言わない。

 国会議員事務所へのあいさつ回りも、大勢の仲間を引き連れず、1人で行った。無派閥の彼女のカラーだ。我々は、派閥の垣根を越え、「日本を守るために最もふさわしい」という一心で結集している。自民党は保守政党であるからこそ、多様な意見もしっかり受け止める。その象徴として高市早苗は適任だ。

 

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