自民党総裁選の告示が17日に迫る中、党員党友票の行方と同時に気になるのが議員票の行方です。自民党の国会議員383人は、1人1票を総裁選に入れる権利を有しています。
党員党友票は河野太郎氏がやや優勢も、岸田文雄氏や高市早苗氏との差は想定より開いていないとの日テレ独自調査もあり、
議員票の動向にも注目が集まっています。
筆者は、自民党国会議員の総裁選における支持候補(予定)者の情勢を探るため、議員本人のホームページやSNS、YouTubeなどのコメントをはじめ、全国紙やテレビ、地方テレビ局や地方紙への意向表明を可能な限りモニタリングして、これらの情報を情報源のリンク付きで
Googleスプレッドシート「自民党総裁選2021 議員票動向」
15日(水)正午現在、96名の国会議員が態度を自ら表明しています。
現時点では、岸田氏支持を表明した議員が37名、高市氏支持を表明した議員が27名、河野氏支持を表明した議員が31名です。
まだ自民党所属国会議員全体のうちわずか2割程度が表明しているに過ぎませんが、支持している議員の名前からは傾向も見えてきましたので、簡単に解説をしたいと思います。