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真正保守!「世界の現実」:三橋貴明

真正保守!「世界の現実」:三橋貴明

 

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高市早苗前・総務大臣登場 私が総裁選出馬を決意した理由(わけ)

[三橋TV第434回] 高市早苗・三橋貴明・高家望愛

 

 

 

先日の実話。 ある著名な(超有名)アーティストのライブに行った際に(きちんと、感染症対策はしていました)、シンガーの方が、「僕は立場上、政治的な発言をしないようにしています。だから、逆に政治にも期待しない」 と、仰り、それはまあ、個人の価値観だから構わないんですが、その後に、「ワクチン接種は、ご高齢者よりも未来がある子供たちを優先するべきではないかと考えます」 と、続けたこと。 

いや、もちろん「ワクチンは未来がある子供たちに優先するべき」と考えるのも、個人の価値観だから構わないですが、その前の発言と「矛盾」していることに気が付かないのかなあ。 民主制の国民国家において、国民へのワクチン接種の優先順位を決めるのは「政治」でしかできないのです。「ワクチンは子供たちを優先に」も、立派な政治的な発言です。 それ以前に、公衆衛生上の問題からワクチンを国民に打つというのも、完全に「政治」の話なのですよ。  だって、「個人」で子供たちに優先的にワクチン打つとか、できますか? そもそも、そのワクチンを、どうやって入手するの? 政治にしかできませんよ。 

わたくしは別に、件のアーティストさんを責めたいわけではないのです。多くの日本人の「政治」に対する態度も、似たようなものでしょう。  政治には関わらない、と言いつつ、政治に振り回され、結局は政治的発言をしていることに気が付かない。 今回のコロナ禍で、飲食店(及び関連産業)の方々が「政治的」に惨い目に合されています。だからと言って、「もう、政治には期待しない。俺は、一人で生きていく」 などと粋がったところで、政治に振り回される人生に変わりはない。政治に背を向けるのではなく、(同業者などで)徒党を組み、政治を動かす「しかない」という現実を理解して欲しいのです。 

政治への関わりをやめてはならない。民主制の国民主権国家である以上、全ての責任は我々が負うしかないのです。 政治とは本当に、心底から腐っています(別に、日本だけではない)。許由ではないですが、政治の話を聞くと、耳を洗いたくなります。それでも、関わって「少しでもいい方向」に変えるために動く方が、政治に殺されるよりは「マシ」なのです。 人類の文明とは、そんなもんなのですよ。  

政治とは、我々の思い通りに動くことは、まずない。それでも、関わらないよりは、関わる方が事態を「より、マシ」に動かせる「かもしれない」。  その程続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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