【甲子園】神戸国際大付が初の８強　延長１０回西川がサヨナラ打

２回無死、神戸国際大付・西川侑志が左翼へソロ本塁打を放つ（捕手・長崎商・古木仁）

◆第１０３回全国高校野球選手権大会第１２日　▽３回戦　神戸国際大付６×―５長崎商＝延長１０回＝（２５日・甲子園） 　神戸国際大付（兵庫）がサヨナラで長崎商を下し、４度目の出場で初の８強入り。県勢は１８年報徳学園（記念大会で東西２校出場）、１９年明石商と３大会連続で８強に進んだ。 　２―２の７回１死二、三塁で５番・武本が右翼線へ一時勝ち越しの２点二塁打。３番の二刀流・阪上、４番・西川とともに、３人がいずれも初球をとらえての３連打だった。 　武本は同点の５回２死満塁で、先発の楠本に代わって一塁の守備からマウンドへ。強烈なピッチャー返しを好捕してピンチをしのぎ、７回まで無失点に抑えた。 　８回から登板した阪上が同点に追いつかれ、１０回には一時勝ち越しを許したが、その裏２死二、三塁から西川が左前に逆転サヨナラ打を放った。 　長崎商は４強入りした１９５２年以来、６９年ぶりの８強はならなかった。