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真正保守!「構造改革が日本を凋落させた」事実から目をそらすな!:三橋貴明

真正保守!「構造改革が日本を凋落させた」事実から目をそらすな!:三橋貴明

 

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「政治の本質ー中間組織の復活を」(前半)三橋貴明 AJER2020.8.9 令和の政策ピボット呼びかけ人に「ジャーナリスト 上島 嘉郎様」が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

稲田朋美衆議院議員 貨幣観も国家観も間違えている政治家

 

[三橋TV第427回] 三橋貴明・高家望愛

https://youtu.be/Sb1iHeJ9Bow  

三橋TV第427回「稲田朋美衆議院議員 貨幣観も国家観も間違えている政治家」で、稲田朋美が「構造改革」を推進していることを批判していますが、改めて彼女の著作の該当箇所をご紹介。『私は財政出動をするなと言っているのではない。コロナ禍のような国民全体が疲弊しているときに、困っている人に手厚く支援するのは当然だ。 

しかし、支援の方向性は構造改革を進め、生産性を上げるものにしていかなければ、国力が下がるし、創意工夫を阻害する。 そして、モラル低下を起こさない公平な配り方を、デジタルを駆使して行うべきだと提案している。 日本人の強さを信じない、なんの工夫もない支援策には反対だ。』 構造改革とは、緊縮財政(政府の支援を削る)、自由化、民営化、規制緩和、自由貿易といった「小さな政府」路線の政策パッケージになります。 例えば、「農業には株式会社は参入できない」 という規制があったとします。政権が「規制撤廃」した場合、農業分野に怒涛のごとき新規参入が起き、競争が激化します。それまでの家族経営の農家は、資本力が巨大な株式会社に太刀打ちできず、廃業していくことになります。 

その後、株式会社が「あ、農業は利益にならんわ」(※株式会社の目的は「利益」ですから)と、全面撤退したらどうなるか。日本国の食糧安全保障が崩壊する。 あるいは、これは実際に行われた規制緩和ですが、「運送業への新規参入の際には、トラックを20台用意しなければならない」 状況から、最低車両台数の削減(全国一律5台に)の規制緩和が行われました(他にもやりましたが)。結果、事業者が激増し、サービス価格と賃金水準の低下が起きました。 みんな、貧困化。  

そもそも、構造改革とは「競争を激化させることで、生産性向上を目指す」という供給能力サイドの発想なのですよ、稲田朋美。【インフレギャップとデフレギャップ】 図の、左側のインフレギャップを埋める政策の「一つ」が、構造改革なのです。 無論、かつてのソ連のようにガチガチの規制により生産性が上がらず、国民がインフレ(財・サービスの不足)に悩んでいる状況ならば、構造改革は正当化される場合があります。とはいえ、今の日本はデフレ(総需要不足)でしょう? 

図の右側、デフレギャップの国で、「日本人の強さを信じる!」 と、頭の悪い抽象論に基づき構造改革を推進したら、どうなるか。 デフレとは「需要」「市場」「所得」が拡大しない経済現象です。拡大しない所得・需要の「パイ」の奪い合いが発生し、運送サービスのように血みどろの価格競争になる。 そして、一部の「強い日本人」は確かに所得を増やすことができるのですが、大多数の負け組は誰もが貧困化していく。何しろ、所得のパイが拡大しないのがデフレですから、必然的にそうならざるを得続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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