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真正保守!希望与える東京五輪が終幕 北京五輪の動向に注目集まる

真正保守!希望与える東京五輪が終幕 北京五輪の動向に注目集まる

 

 

東京オリンピック閉幕式で、国立競技場に集まった各国旗手(@Olympics )

東京オリンピックが8月8日、閉幕した。史上稀に見る感染症拡大という災禍のさなか、1年の延期で選手が難しい調整を迫られたが、無事に開かれたスポーツの祭典のなかで、磨き抜かれた一流の技を披露した。日本選手団は過去最多となる58個の総メダル獲得数、27個の金メダルを記録し、好成績を残した。閉会式の旗手は、空手男子形で金メダルを獲得した喜友名諒選手が務めた。

五輪における選手たちの直向きな姿は、コロナ禍で塞ぎ込んでいた人々の心に希望をもたらした。イプソスが世界28カ国で実施した調査によると、東京オリンピック開催に賛成した人は57%にとどまり、日本国内ではさらに低く20%台だったが、開催が近づくにつれて、選手たちの姿を見て、開催を期待する声、支持する声が増えた。

その声は視聴率にも反映している。報道によれば、23日夜にNHK総合で中継された東京五輪開会式の世帯平均視聴率(関東地区)は56.4%となり、前回の1964年東京大会の61.2%に迫った。国際オリンピック委員会(IOC)は3日の会見で、全世界で約6億人が東京オリンピックの開会式を視聴したと述べた。

五輪は無観客開催となり、選手村は日本社会から切り離された環境で設置する。世界各地から大会のために選手1万1000人以上、各国代表チームのサポーターや審判員、記者、大会関係者が訪日したが、8日時点で累計430人の陽性者が出たものの、爆発的な感染拡大にはいたらなかった。厚生労働省検疫所による感染症状況のデータによると、7月26日から8月1日までの新規感染者数は日本が6万人だが、米国(54万人)、インド(28万人)やイギリス(18万人)などと世界的なデータでは低い数値となっている。

米ハドソン研究所のジョン・リー(John Lee)上級研究員は米国「ディプロマット」誌の寄稿文で、「オリンピック大会は単なるスポーツイベントではない。今回の東京大会は、私たちが新型コロナウイルス感染症蔓延後の正常な状態への道筋を描いた。そして新しい暮らしが目の前にあるとの大きな自信を与えた」と評した。

閉幕式では次大会開催地区であるパリの様子が中継され、五輪旗が小池百合子東京都知事からIOCのバッハ会長を経由して、パリのアンヌ・イダルゴ市長に渡された。国際宇宙センター(ISS)でも、搭乗中の宇宙飛行士・星出彰彦氏は仏のトマ・ペスケ(Thomas Pesquet)氏へに五輪旗を引き継いた。

北京冬季五輪の動向に注目

引き続きウイルス感染症が世界で猛威をふるう中、2022年北京冬季オリンピックまで約半年と迫った。

北京五輪の開催について、国連専門家や人権団体、西側諸国からは、中国共産党政権による少数民族、信仰者に向けられた人権侵害問題が解決されていないとして、ボイコットを呼びかける声が広がっている。米国はトランプ政権、バイデン政権もジェノサイドと形容して、批判の声は収めていない。G7をはじめ主要国の首脳会議では、中国共産党政権にかかる人権や軍事拡張主義に対して、連携して一斉に非難声明を共同で発表することも増えている。

IOCは、2022年冬季オリンピックの開催地変更を求める国際世論の要請について、開催国の法制度や政治制度を変更できないことを理由に、要請を拒んだ。東京五輪の終幕を迎え、北京冬季五輪が近づくにつれ、ボイコット問題はますます高まっていくと見られる。

(佐渡道世)

Source: 大紀元 エポックタイムズ・ジャパン

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